特集 キハ56系リニューアル発売記念 その3



T社キハ56系について
目次
@キハ56(M)
Aキハ56(T)
Bキハ27
Cキハ58系との比較とおまけ


キハ27 扉丸窓 扉ガラス文字 バランサー蓋 給水口 トイレ窓 通風器 尾灯
1〜56 なし なし なし 端寄り 波目 6個 内バメ
101〜107 あり
108〜112 自動ドア あり 中央寄り
113〜118 石打目 8個
119〜124 外バメ
125〜129 長方形
201〜203 なし 長方形 デッキのみ
204〜217 長方形
(白色)
キハ56 扉丸窓 扉ガラス文字 バランサー蓋 トイレ窓 通風器 尾灯
1〜47 なし なし なし 波目 6個 内バメ
101〜116 あり
117〜120 自動ドア あり
121〜124 石打目 8個
125〜137 外バメ
138〜151 長方形
201〜214 長方形白色 デッキのみ




B キハ27
キハ27-1
 
キハ27-3
 
 キハ27の方は通風器増設車しかないため、キハ56M車と同じ時期に登場した車輛を再現する場合通風器を撤去 しなければなりません。なお、車体は給水口が中央に寄った108以降のものになっているため、これより若い車番と するにはキハ28と同じ位置に給水口を移設しなければなりません。
 なお、キハ28の非冷房の屋根と床板はこのキハ27でしか入手できないため、キハ28の非冷房車を手軽に再現される方は 入手しておきたい車輛となっています (キハ28冷房車から単純に4VKを撤去したものではNGですので)。

キハ27-2
 
 車体正面はほぼキハ56T車と同じ、後ろ妻面も水タンクがないだけであとはキハ56と同じになっており、 それぞれの特徴からこの車輛がキハ27の113〜118を再現したものだとわかります。
 余談ですが、キハ27-125〜129は本州の車輛と同じ塗り分け (窓部分の赤11号が広い?) となっていたようです。

キハ27-4
 
 キハ56とは異なり、水タンクがないため増設されたものを含め計8個の通風器が並んでいます。こうしてみると 完璧そうに見える屋根なのですが...。

キハ56比較2
 
 キハ27の屋根とキハ56T車の屋根の後ろ部分を並べてみました。何か違和感を感じませんか?水タンクと通風器?いいえ、違います。 答えは黄色矢印の部分、排気管です。排気管だったら別に問題ないだろ、とおっしゃられるかもしれませんが、キハ27は1台機関で、運転台直後から 排気しています。ではこれは何か?ということになりますが、キハ28冷房改造車において発電ユニットの排気管がここに設置されており、 それを消し忘れたものと思われます。あぁ、T社さん、痛恨のミス!これが無かったら完璧だったのに...。まぁ、これを削って埋めるのは 比較的簡単ですけどね。



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