B キハ27 |
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キハ27の方は通風器増設車しかないため、キハ56M車と同じ時期に登場した車輛を再現する場合通風器を撤去
しなければなりません。なお、車体は給水口が中央に寄った108以降のものになっているため、これより若い車番と
するにはキハ28と同じ位置に給水口を移設しなければなりません。
なお、キハ28の非冷房の屋根と床板はこのキハ27でしか入手できないため、キハ28の非冷房車を手軽に再現される方は
入手しておきたい車輛となっています (キハ28冷房車から単純に4VKを撤去したものではNGですので)。
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車体正面はほぼキハ56T車と同じ、後ろ妻面も水タンクがないだけであとはキハ56と同じになっており、
それぞれの特徴からこの車輛がキハ27の113〜118を再現したものだとわかります。
余談ですが、キハ27-125〜129は本州の車輛と同じ塗り分け (窓部分の赤11号が広い?) となっていたようです。
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キハ56とは異なり、水タンクがないため増設されたものを含め計8個の通風器が並んでいます。こうしてみると
完璧そうに見える屋根なのですが...。
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キハ27の屋根とキハ56T車の屋根の後ろ部分を並べてみました。何か違和感を感じませんか?水タンクと通風器?いいえ、違います。
答えは黄色矢印の部分、排気管です。排気管だったら別に問題ないだろ、とおっしゃられるかもしれませんが、キハ27は1台機関で、運転台直後から
排気しています。ではこれは何か?ということになりますが、キハ28冷房改造車において発電ユニットの排気管がここに設置されており、
それを消し忘れたものと思われます。あぁ、T社さん、痛恨のミス!これが無かったら完璧だったのに...。まぁ、これを削って埋めるのは
比較的簡単ですけどね。 |