「電気式」気動車キハ44100から改造されたキハユニ44100、のちのキハユニ16はキハユニという形式の割に客室が広く、郵便荷物室が狭い車輌でした。そのため荷物等の輸送に支障をきたすこともあり、一部の車輌が客扱いをしない「キユニ」へ再改造されました。それがこのキユニ16です。
キユニ16の場合は各車輌ごとの個性が強く、わずか4輌しかいないにもかかわらず1・2と3、そして10の3種類の車輌が登場しています。まず1と2ですが、改造点は@トイレの設置、A前位側に荷物室、後位側に郵便室を設置(荷重は各5t)、B郵便室には1000mmの、荷物室には1800mmの扉を新設してキハユニ16時代の扉はすべて埋める、といったものでした。3の改造は1・2とは郵便室と荷物室の位置が反対になり、後位寄りになった事務室と荷物室に仕切りがついて乗降用の開き戸が追加されていました。キクユニ04の置換え用に改造された10はキハユニ16の旧郵便荷物室を郵便室とし、旧客室を荷物室として荷物室のみに幅1800mmの扉が新設されました。また、キハユニ16時代の扉は残され、前位は郵便室用、後位は事務室の乗降用となっていました。1〜3で設置されたトイレは10では改造がされていません。窓も1〜3に比べて多く残っており、10は比較的簡単な改造で済まされたと推測されます。
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