キユニ15車両概要

キユニ15について
 キロハ18から改造されたキハユ15は郵便室のみの半室旅客車であったため運用上都合が悪く、旅客スペースを荷物車化してキユニ15に改造されました。
 キハユ15のときとは逆に、客室部分の改造に重点が置かれ、幅1800mmの扉を設置して荷物室にしただけで、郵便室やを運転室には手はつけられていません。客室用の乗降扉は車掌事務室用の出入り口として残されました。運転台への改造はされなかったため、前面形状はキハユ15と同様の独特のものとなっていました。6輌のキハユ15のうち5輌がキユニ15に改造され、高松に配置されて四国内で活躍しました。


性能
全長
全幅
全高
重量
荷重
20000mm
2758mm
3710mm
t
郵便3t・荷物5t
エンジン
出力
台車(動台車/従台車)
便所
デッキ
DMH17C×1
180馬力
DT19/TR49
なし
なし
製造期間
製造輌数
消滅年
保存
1962〜64年
6輌
1981年
なし

関連車両
キロハ18
キニ15
キハユ15