キユニ11車両概要

キユニ11について
 郵便荷物車はその大部分がキハ17などの片運転台の車輌から改造されており、当然改造された車輌は片運転台となっています。しかしローカル線においては単独で運転することや編成を組む上で問題があり、どうしても非効率な運転をせざるをえない状態となっていました。そこで両運転台の車輌から郵便荷物車を改造することが発案され、登場したのがキユニ11です。
 改造は排気管を境にして前を郵便室、後ろを荷物室にし郵便室には幅1000mmの、荷物室には幅1800mmの扉を新たに設けました。トイレも荷物室の側に残されています。1と2は0番台からの改造ですが、3は寒地用の100番台からの改造で、タイフォン防雪カバーやデフロスタなどの装備を残した状態で改造されました。


性能
全長
全幅
全高
重量
荷重
20000mm
2758mm
3710mm
t
郵便3t荷物5t
エンジン
出力
台車(動台車/従台車)
便所
デッキ
DMH17C×1
180馬力
DT19/TR49
あり
なし
製造期間
製造輌数
消滅年
保存
1965〜68年
3輌
1981年
なし

関連車両
キハ11
キユニ17
キハ17