キハユニ25車両概要

キハユニ25について
 キハユニ25は北海道用の郵便荷物車との合造車であり、初の新製郵便荷物車として登場しましたが、その製造は6輌にとどまりました。キハ21とおなじような構造のため、客室窓はすべてキハ20 0番台と同じくバス窓になっていますが、内側にもうひとつ窓をつけ、二重窓にして防寒性を高めています。 7 は 6 が1961年に火災事故により焼失し、この代替として製造されましたが、車体構造はキハ22を基本としたため窓は1段上昇の二重窓となり、客室扉は車端へ移ってデッキもつけられました。北海道にはキハユニ25のほかにキユニ26やキハ17系の郵便荷物車、そして客車の郵便荷物車が活躍していましたが、郵便荷物の廃止によりその使命を終え、廃車されました。

性能 (1〜6)
全長
全幅
全高
重量
定員
20000mm
2928mm
3925mm
30.5〜30.8t
46人※
エンジン
出力
台車(動台車/従台車)
便所
デッキ
DMH17B×1
160→180馬力
DT19/TR49
なし
なし
製造期間
製造輌数
消滅年
保存
1958年のみ
6輌
1986年
あり
※荷物は3t 郵便は2t(郵便袋160)
性能 7 (差異点のみ記載)
重量
定員
エンジン
出力
31.2t
50人
DMH17C×1
180馬力
台車(動台車/従台車)
デッキ
保存
DT22/TR51
あり
なし

関連車両
キハ21
キハ22
キハユニ26