キハ53車両概要

キハ53について
 キハ53にはキハ23系の0番台、100番台がある一方キハ58系から改造された200番台、500番台、1000番台があります。ここではこの改造グループの紹介をしてゆきます。キハ23系のキハ53については下の「キハ53」をご覧下さい。
 最初に登場したのは500番台でした。この車輌は石北本線・名寄本線経由の単行急行「大雪1・2号(昼間急行)」に使用するため改造されたのですが、この急行はまもなく廃止されてしまいローカル輸送にあたることとなりました。2エンジンのため旭川以北の豪雪地帯で活躍し、晩年は深名線や札沼線の北部で活躍しました。なお、このキハ53-500は増設運転台に極初期車が使用されたものがあり、前後で顔が微妙に異なっていました。履歴では増設側の車番も掲載していますのでどの車輌か推察してみてください。
 次に登場したのが200番台ですが、改造時期が国鉄がJRに移行する真っ只中であったため正確な改造日もわからないほど資料が少ないのですが、500番台とほぼ同じ改造内容となっているようです。小牛田に増結用として配置され、のち会津若松移り廃車になっています。タネ車が非冷房であったため冷房はつけられずに終わっています。
 最後に登場したのが1000番台です。こちらも増結用として改造されましたが、冷房車からの改造であることとトイレと洗面所がないこと、セミクロスシートになっているという違いがあります。しかし冷房車でありながら2台エンジンのため発電機が積めず、単独では冷房が使えないという弱みがあります。それでも冷房があるだけましというもので、他の改造車やキハ23系の車輌が廃車された現在でもワンマン化され主に城端線でキハ28と一緒に活躍しています。


性能  200番台(キハ58非冷房車改造)
全長
全幅
全高
重量
定員
21300mm
2944mm
3925mm

74人
エンジン
出力
台車
便所
デッキ
DMH17H×2
180馬力×2
DT22
あり
あり?
改造年
製造輌数
消滅年
保存
1987年
2輌
2000年
なし
性能  500番台(キハ56改造)
全長
全幅
全高
重量
定員
21300mm
2944mm
3925mm

82人
エンジン
出力
台車
便所
デッキ
DMH17H×2
180馬力×2
DT22
あり
あり
改造年
製造輌数
消滅年
保存
1986年
10輌
1996年
なし
性能  1000番台(キハ58冷房車改造)
全長
全幅
全高
重量
定員
21300mm
2944mm
4076mm

101人
エンジン
出力
台車
便所
デッキ
DMH17H×2
180馬力×2
DT22
なし
一応あり
改造期間
製造輌数
消滅年
保存
1987〜88年
3輌
現役
なし

関連車両
キハ56
キハ58
キハ53