キハ25車両概要

キハ25について
 キハ25はキハ20片運転台車輌ですが、系列の中心をキハ20とされたため少数派となってしまいました。0番台と300番台(キハ20の500番台に相当)では同じぐらいでしたが、200番台(キハ20の200番台に相当)ではその差が歴然となりました。また片運転台であるため使用される路線も次第に限定され、300番台は水戸のみに配置され移動も小規模となりました。
 キハ25も多聞にもれず簡易荷物車600番台が作られ、うち200番台からの改造は650番台となりましたが、その数はキハ20よりも多く、系列中最も多くなりました。
 国鉄が民営化される際、キハ25も数輌残っていましたが、結局JRに承継されることなく廃車となりました。簡易荷物車はそれ以前に全廃されました。


性能
全長
全幅
全高
重量
定員
20000mm
2928mm
3925mm
30.0〜30.7t
88人
エンジン
出力
台車(動台車/従台車)
便所
デッキ
DMH17B→C×1
160→180馬力
DT22/TR51 ※
あり
なし
製造期間
製造輌数
消滅年
保存
1957〜63年
132輌
1987年
なし
※0番台はDT19/TR49

関連車両
キハ20
キハ21
キハ52
キハユニ26