キハ24車両概要

キハ24について
 キハ23の北海道方がキハ24ですが、北海道独特の装備のため外見はキハ23系とは異なるものでした。まず扉は両開きのキハ23に対し片開きで、位置も車端部にありました。もちろんデッキつきで窓は二重窓(1段上昇)になっています。この二重窓の内窓はそれまで木製でしたが、キハ24からはFRP製となりました。デッキ付近はロングシートとなりましたが、キハ22よりも多くなっており、定員増を図っています。
 製造数は系列全体が少ないため、キハ24の場合は1967年にたった10輌作られたのみにとどまり、活躍する地域も限られました。国鉄末期に廃車された1輌を除いた9輌がJRに継承されましたが、出力不足と少数の車輌であったため、1994年と95年にそのほとんどが一気に廃車されてしまいました。


性能
全長
全幅
全高
重量
定員
21300mm
2928mm
3925mm
34.5t
102人
エンジン
出力
台車(動台車/従台車)
便所
デッキ
DMH17H×1
180馬力
DT22/TR51
あり
あり
製造期間
製造輌数
消滅年
保存
196-年
10輌
1995年
あり

関連車両
キハ23
キハ46