キハ46車両概要

キハ46について
 キハ46は片運転台車キハ45の北海道型ですが、北海道独特の装備のため外見はキハ45とは異なるものでした。扉は両開きのキハ45に対し片開きで、位置も車端部にありました。もちろんデッキつきで窓は1段上昇の二重窓になっています。この二重窓の内窓はそれまで木製だったものをFRP製としました。デッキ付近はロングシートとし、キハ22よりも窓1つ分前後に拡大して定員もより多くなっています。
 製造数は系列全体が少ないのですが、キハ46は最も少なくたった6輌作られただけでした。1輌を除き残りはJRに継承されましたが、出力不足と片運転台、少数の車輌であったため、新たは気動車が誕生すると一気に廃車されてしまいました。


性能
全長
全幅
全高
重量
定員
21300mm
2928mm
3925mm
33.2t
110人
エンジン
出力
台車(動台車/従台車)
便所
デッキ
DMH17H×1
180馬力
DT22/TR51
あり
あり
製造期間
製造輌数
消滅年
保存
1966年
6輌
1992年
なし

関連車両
キハ24
キハ45