キハ16車両概要

キハ16について
 キハ16はキハ17からトイレをなくした車輌で、トイレの有無以外は車体の外観にほとんど違いはありません。定員はトイレがなくなった分、14名(キハ17-2次車比)増加しました。しかしトイレなし車輌はあくまでもトイレがある車輌と一緒に使用しなくてはならず、トイレつきの車輌の方が車輌運用上便利であったため生産は99輌で終わり、その後しばらくは一部の例外を除き新製車輌はトイレつきで設計・生産されることになりました。のちキハ17と同様に、郵便荷物車へ改造されるものも登場し、キハユニ18に生まれ変わりました。

性能
全長
全幅
全高
重量
定員
20000mm
2728mm
3710mm
29.5〜30.2t
106人
エンジン
出力
台車(動台車/従台車)
便所
デッキ
DMH17B×1※2
160馬力※2
DT19/TR49
なし
なし
製造期間
製造輌数
消滅年
保存
1954〜55年
99輌
1980年
なし
※ のちにDMH17C(180馬力)に換装

関連車両
キハ17
キハユニ18
キユニ18