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最終更新 2013/8/28 |
キハ50 (旧キハ44600) | |||||||||
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車番 | 製造日 | 工場 | 新製配置 | 57以前転属 | 1957.4.1配置 | 57以降転属 | 最終配置 | ||
1 | 54.10.12 | 新潟 | 奈良 | 奈良55年度名古屋 | 名古屋 | ? | 沼津60年度新潟 | 新潟?610413→ キハユニ17 | |
2 | 54.10.12 | 新潟 | 奈良 | 奈良55年度名古屋 | 名古屋 | ? | 沼津60年度新潟 | 新潟?610311→ キハユニ17 |
キハ50について |
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気動車にとって勾配は難敵で、この勾配区間の克服が気動車にとって長年の懸念材料といっても過言ではありません。気動車時代の幕開けとなったキハ17系において、勾配区間の克服について本格的に行われることになり登場したのがキハ50でした。勾配の克服には出力を強くすればいい、ということでエンジンを2台にすることが考えられました。しかしエンジンを2台搭載することはなんとかできたのですが、その他の床下機器の取り付けに苦心し、車体長を22mとすることでようやく完成しました。しかし22mという全長はポイントの保安装置との関係から問題があり、使用できる路線が限られてしましました。したがって、在来線車輌の旅客車のうち最も車体長が長い車輌はこのキハ50となっています。もともとこのキハ50は試作的な部分が多く、床下機器の小型化という課題を提唱してキハ51以降の2エンジン車の開発に大きく貢献しました。 試作的要素が強いうえ使用線区が限られるため、昭和36年に2輌ともキハユニ17に改造され初の2エンジン車キハ50は7年という短い期間で姿を消しました。 |
性能 | ||||
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全長 |
全幅 |
全高 |
重量 |
定員 |
22000mm |
2728mm |
3710mm |
35.6t |
110人 |
エンジン |
出力 |
台車(動台車/従台車) |
便所 |
デッキ |
DMH17B×2 |
160馬力×2 |
DT19 |
なし |
なし |
製造期間 |
製造輌数 |
消滅年 |
保存 |
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1959年 |
2輌 |
1961年 |
なし |
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