目次
@履歴を見るときの注意と略表記の意味
A印刷をする場合の注意
B機関名変更について
CJR後配置区名の呼称について

@履歴を見るときの注意と略表記の意味

表記
 落成時の場合は製造年月日・製造会社または改造所・落成配置地を記載しています。年号は西暦は下二桁で表記し、工場などはただし、製作工場などは以下の略記号で表記しています。配置の記載が総局・管理局単位のみの場合は「( )」つきで表記しています。
 転属の場合「名古屋781020七尾」ならば「名古屋から七尾に1978年10月20日に転属」ということになります。
 具体的な月日が不明の場合は「米子89----七尾」と表記します。この「89」は89年ではなく89年度という意味なのでご注意ください。これは廃車の場合も同様です。
 改番に関しては、元の車番がわかるようなもの(元の車番に5000を加えたようなもの)の場合は続けて履歴を記載していますが、ある番台に統一されたものは別個に設けています。
 最終配置は廃車・改造などでその車番が消滅する時点の配置地、廃車・改造年月日を記し、特殊な事情による廃車について事情がわかる場合は追記する(事故・火災など)  「青森830509」であれば青森で1983年5月9日に廃車ということになり、「新潟750911事故」ならば新潟で1975年9月11日に事故廃車となります。改造の場合年月日のあとに「→」がつきます。
 「→」のあとに場所がある場合は保存場所を示しています。この保存場所は解体されたものは除いていますが、不明なものも含まれています。博物館など公の場所でない場合は市町村で表示しています。

   
記号の意味
「→」改造・改番 形式記入のない場合は同一形式の改番
「レ」キハ28/キロ28などの冷房改造・以降冷改車の転属は背景を赤にする。
略記美濃太田・遠江二俣・常陸大子の配置は新製時以外それぞれ「美濃」「二俣」「大子」と略記する
日付欄・工場欄などで不明の場合は「―」とする。

履歴の例
車番
製造
工場
配置1
配置2
配置3
配置4
最終配置・廃車
1
67.4.5

美濃太田
美濃740113広島
  松山94----高知
高知950322
↑製造(改造)の
年月日です↓
↑製造された
会社、工場です↓
↑最初に配置
された場所です↓
↑通常の転属の場合です
↑転属されていますが不明です
↑転属ですが月と日が
わかりません(年度で表示)
↑廃車された年月日です
101 83.11.25 盛工 小牛田 ←このようになっているのは転属がないということです 最終時が空欄になっているのは現役か廃車年月日が不明の場合です  


工場略号
新製時 新-新潟鉄工 ・富-富士重工 ・帝-帝国車両 ・日-日本車輌 ・東-東急車輛
川崎-川崎車両 ・汽車-汽車会社 ・近畿-近畿車輛 ・日立-日立製作所 ・輸送-輸送機工業 ・飯野-飯野重工業
北海道 旭川センター-旭セ ・苗穂工場-苗工 ・釧工-釧路工場 ・五稜郭センター-郭工
苗穂運転所-苗転 ・函館運転所-函転
東北・関東 土崎工場-土工 ・盛岡工場-盛工 ・郡山工場-郡工
宇都宮工場-宇工 ・大宮工場-大工 ・新小岩工場-岩工
中部・北陸 新潟所-新所 ・新津所-新津 ・長野工場-長工 ・松任工場-任工 ・名古屋工場-名工
近畿 高砂工場-砂工 ・鷹取工場-鷹工 ・福知山工場-知工 ・和歌山所-和所
中国・四国 後藤工場-後工 ・鳥取所-鳥所 ・広島工場-広工 ・幡生工場-幡工 ・多度津工場-多工 ・高知所-高所
九州 小倉工場-倉工 ・鹿児島工場-鹿工

A印刷をする場合の注意

 この資料室では数が多い車両については便宜上区分番号、100輌ごとの順に分けています。各車の履歴の数はその車両によって異なりますが、多いものは10ヶ所以上転属し、少ないものは新製時の場所で廃車となっています。そのためページによっては横のサイズが大きくなり、特に印刷時に不具合が出る怖れがあるため、文字のサイズを「最小」にすることをおすすめします。文字サイズの変更方法はこちらをご覧下さい。

文字サイズの変更方法

 ページ設定は以下のようにすればよいと思いますが、みなさまお使いのプリンタにもよりますので、何度かお試しいただいてベストサイズをお探しくださいませ。m(_ _)m
  • 用紙サイズ-A4
  • 用紙の向き-横
  • 余白-左3mm(これが最低限のようです)・上下右は任意


B現業機関名変更について

機関区や運転区の再編などによる名称の変更や統合がある場合があります。また、 駅名自体が変更となった場合もありますので、わかったものは下に示しています。 このような場合には名称が違っていても履歴を続けて載せています。特にJR後は同じ 名称の配置であっても使用路線が分けられたり、事実上の配置区が異なっていることが あります。(直方→旧直方+旧竹下など)

配置区の変遷 
(主要なもので日時がある程度特定できたもの)
尻内→八戸71.4.1
鳥取→西鳥取74年ごろ
東唐津→唐津83年3月ごろ
陸石→小牛田70-72年?
 
秋田→南秋田91.5.1
弘前→南秋田(吸収)94.12.3
陸前原ノ町→宮城野91.3.16
会津若松・磐越東線→郡山(統合)05年11月以降
水戸→常陸大子91年7〜12月
常陸大子→水郡(線)92年
長野→北長野87.3.1
北長野→長野91.7.1
中込→小海線88.12.1
新潟→新津91年11月ごろ
津田沼→幕張(分離)72.7.4
津田沼→京葉(分離)90.3.10
津田沼→習志野91.3.16
向日町→京都96年度
淀川→森ノ宮(吸収)97.3.8
鳳→日根野78.10.1
米子→後藤97.3.8
西鳥取→鳥取91.4.1
福知山→豊岡99.10.2
金沢→松任(工)95年度
松任(工)→金沢97.3.22
富山(運)→北陸地域鉄道部95.10.1
岡山→津山90年度
小郡→山口95.10.1
竹下→直方(吸収)90年度
大分→豊肥久大事業部99.12.1(記載に影響なし)
豊肥久大事業部→大分05年度(記載に影響なし)

CJR後配置区名の呼称について

JR後には鉄道部や管理局といった地名によらない名称の現業機関が配置先になっていることがあります。そのなかでもわかりにくい配置区については事実上配置されている地名を使用しています。もちろん、もともと機関区があったなど、使用されたことのある名称で表記しています。


北陸地域鉄道部→糸魚川 ・豊肥久大事業部→大分
幕張木更津支区→木更津

ただし、筑豊篠栗鉄道事業部については直方と竹下に分類することもできますが、複雑な経緯をたどっているため「筑豊」と包括的に記載させていただきます。また、JR九州の××運用と路線ごとに分けているものも配置区ごとにまとめさせて頂いています。