| キユニ28について |
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1975年ごろになるとキハ17系は老朽し、キハ66、67を皮切りにキハ40系などの新造車の登場により廃車が始まりました。これは郵便荷物車も同様で、キハ17などの量産グループから改造された車輌の置換えが必要となりました。こうして登場したのがキユニ28です。キユニ28はキニ28、キニ58とともに余剰になったグリーン車を改造した車輌ですが、下回りのみを流用し車体は新造となりました。そのため前面形状はキハ58系ではなく同じ時期に製造されたキハ40系と同じになりました。 キユニ28は雑多な形式に分散していたキハ17系の郵便荷物車の置換えであったため、その数は郵便荷物車では最も多い28輌となりました。しかしすでにローカル線での郵便荷物輸送は転換期にあり、次々とこれらの業務の廃止がなされ、活躍の場は狭まってゆきました。それでも他の郵便荷物車が廃車され、消えてゆく中最後の郵便荷物車として国鉄の最後まで残り、国鉄とともに消滅しました。 |
| 性能 | ||||
|---|---|---|---|---|
| 全長 |
全幅 |
全高 |
重量 |
荷物積載量 |
| 21300mm |
2930mm |
3895mm |
34.8t |
5t |
| エンジン |
出力 |
台車(動台車/従台車) |
便所 |
郵便積載量 |
| DMH17H×1 |
180馬力 |
DT22/TR51 |
あり |
6t |
| 改造期間 |
製造輌数 |
消滅年 |
保存 |
郵便袋数 |
| 1978〜83年 |
28輌 |
1987年 |
なし |
434袋 |
| 関連車両 | |||
|---|---|---|---|
| キニ28 |
キニ58 |
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