キニ56車両概要

キニ56について
 2エンジン車の荷物車は3形式あり、キハ51改造のキニ55、キロ58改造のキニ58そしてこのキニ56ですが、全ての気動車荷物車で荷物の積載量が最も多いのはこのキニ56です。キハ55からの改造であるため、3がバス窓の初期車からの改造である以外形式内で大きな車体の違いはありません。四国に配備された1,2にはバンパー状の、長野に配備されて飯山線で活躍した4にはキハ35でよく見られる箱型の前面補強がされました。この4はのちに水戸に転属となって、3とともに常磐線の荷物輸送に活躍しました。常磐線の荷物輸送についてはキニ58 の項をご覧下さい。

性能 
全長
全幅
全高
重量
荷物積載量
21300mm
2928mm
3925mm
39.5t
15t
エンジン
出力
台車
便所
DMH17C ×2
180馬力×2
DT22
あり
改造期間
製造輌数
消滅年
保存
1971〜1978年
4輌
1987年
なし

関連車両
キユニ26
キニ26