キハ30車両概要

キハ30について
 キハ30はキハ35の両運転台車として登場し、同様に新潟向けの500番台も登場しましたが、どちらもトイレは設置していません。また、キハ35などが大都市近郊の非電化路線に配置されたのに対し、キハ30は地方都市に配置され、他の形式と編成を組み、あるいは単行で運転することもありました。一方大都市に配備させたものもありましたが、こちらはキハ35の増結車という存在でした。
 キハ30もキハ35と同様に電化の波に飲まれることになるのですが、もともと地方に配置されたものも多かったため移動の範囲はそれほど大きくありません。また、両運転台であるため、キハ35よりは使い勝手がよく、現在も久留里線で活躍しています。


性能
全長
全幅
全高
重量
定員
20000mm
2929mm
3945mm
32.4t※
128人
エンジン
出力
台車(動台車/従台車)
便所
デッキ
DMH17H×1
180馬力
DT22/TR51
なし
なし
製造期間
製造輌数
消滅年
保存
1963〜66年
106輌
現役
あり
※ 500番台の重量は32.6t

関連車両
キハ35
キハ36