白糠線 
営業区間
全長
国鉄廃止後の処遇
白糠〜北進(〜足寄)
33.1km
バス転換
    
各駅と駅間距離

   白糠
    ↓6.0km
   上白糠
    ↓5.8km
   茶路
    ↓7.5km
   縫別
    ↓5.9km
   上茶路
    ↓5.5km
   下北進
    ↓2.4km
   北進
   
   
   

  ◆未成区間◆
    

     ↓10.2km
    鯉方(信)
     ↓11.3km
    茂螺湾
     ↓3.0km
    螺湾
     ↓6.9km
    中足寄
     ↓10.9km
    足寄
        
 未成区間は42.3km
     

歴史

1964.10.7
  白糠〜上茶路 開業
1967.8.--
  釧路二俣(北進)〜足寄 工事認可
1969.7.--
  釧路二俣(北進)〜足寄 着工
1972.7.--
  釧路二俣(北進)〜足寄 工事凍結
1972.9.8
  上茶路〜北進 開業
1978.10.1
  貨物営業廃止
1983.10.23
  廃止・バス転換


列車運転本数  全て気動車列車
1967年10月

白糠〜上茶路 4本
うち1本は釧路発着

1971年4月

白糠〜上茶路 4本
うち1本は釧路発着

1977年1月

白糠〜北進 3本
下り1本は釧路発

1983年5月

白糠〜北進 3本
下り1本は釧路発

備考
 白糠線は木材や上茶路付近で産出する石炭の輸送のほか、足寄で北十勝線と接続し、新得と白糠を短絡・スピードアップするバイパス線という性質も持っていた。終点の北進は計画段階では「釧路二俣」という駅名だったが、この未成区間の開業を祈って「北進」と変えられた。この地域には時を同じくして名称を「北進」とし、または変更した施設もあるが、もちろん地図上には「北進」という地名はない。北へ鉄路が伸びることへの思いをこのことから強く感じられる。

 雑誌掲載
  鉄道ジャーナル1983年11月号

廃線トップ
北海道トップ
本館トップ