掲載データについて
                  営業区間

 廃止時の営業区間を記載しています。部分区間廃止の場合はその廃止区間のみを記載しています。支線も「・」で区切って記載していますが、貨物のみの支線は省略しています。支線でも、路線の歴史で必要な場合は記載しています。
                  廃止後の処遇

 国鉄またはJR廃止後にその路線がどのようになったかという説明です。未成線の場合は「建設凍結後の処遇」となっています。国鉄、JR廃止後の処理のされ方ですので、現在事情が変わっている場合もありますのでご注意ください。
                  駅と駅間距離

 掲載している駅と駅間距離は廃止時のものです。駅名も廃止時の駅名ですので、廃止後移管されて駅名が変わっていたり以前に改名していたりする場合があります。運転本数で新旧の駅名が出る場合は備考欄で補足しています。信号所や貨物駅は原則として掲載を省略していますが、歴史や未成線で必要があると思われる場合は掲載しています。北海道で各地にみられた仮乗降所は掲載していますが、駅間距離は不明ですので駅間距離は前駅・または後駅とあわせた距離を駅間の欄にのみ記載しています。臨時駅・臨時乗降所については独断と偏見で記載しています。
 未成線の駅と駅間距離は、判るものについては計画段階のものを記載していますが、不明の場合第三セクター化されているものはその駅と駅間を、建設放棄されたものついては設置が推定される駅名を記載しています。建設放棄された路線の場合、営業距離も詳しくわからないため概略程度とお考え下さい。
                     歴史

 その路線の開業、廃止、譲渡、買収について記載しています。私鉄による開業の場合はその鉄道会社名を記載し、記載がない場合は国鉄(鉄道院・鉄道省を含む)となります。年月日が不明の場合は気動車履歴の場合と同じく「--」で表記しています。貨物営業の廃止年月日も記載していますが、この記載がないものは路線廃止まで貨物営業が行われていた場合と貨物廃止年月日が不明な場合があります。なお、廃止の日付については「最終営業日」を採用しています。「列車が走らなくなった日」ではございませんので、ご注意ください。
 未成線の場合は起工や着工、建設凍結の年月日を記載し、その後建設が再開された場合は建設を承継した会社と開業年月日も記載しています。ただし「月」まで、「年度」までしかわからない場合が多いです。
                  列車と運転本数

 運転本数の欄では該当路線部分の運転本数を掲載しています。他線に乗り入れる場合もありますが、その場合運転本数の下に ( ) の中にその乗り入れ本数を記載しています。ただし、本数が多い場合や乗り入れる区間が複雑な場合は省略や簡略化した記載がしていますのでご注意ください。
 優等列車は赤字で記載しています。運転区間は当該路線内に収まることは極めて稀であり、発着駅が複数あることが多いため始発・終着駅の記載を省略していることがあります。その場合は「〜西舞鶴〜豊岡〜」というように「〜」を端につけています。列車名称も列車名のみとし、1号・第2という記載は省略しました。
 臨時列車は原則として記載していませんが、さよなら列車など特殊な臨時列車は記載しています。もちろん貨物列車の時刻は見つけることができないため記載していませんが、古い時代の客車列車は混合列車の可能性もあります。これは当方でも判別がつけかねますので「客車列車」という記載にとどめています。気動車列車の混合列車の場合も同様です。
 路線によってはダイヤグラムを掲載しています。時刻表から復元したものですので、貨物列車は記載されていません。また、発着時刻に多少のずれがある場合がございます。
                    備考

 「列車本数」の欄で記載の必要がある駅名変更や、掲載された雑誌、未成線の場合は建設に投資された予算なども記載している場合があります。もちろんその路線にまつわる事柄なども記載していることがあります。