ビバ・筒石

   今回のコラムは嗜好を変えまして画像つきです。知る人ぞ知る「筒石」について紹介します。
 「筒石」と聞いてそれが何なのかわかる方は、なかなかの鉄道ツウと言えるでしょう。「筒石」とは北陸本線にある駅なのですが、ホームが完全にトンネルの中にあるトンネル駅なのです。トンネル駅としては上越線の土合駅が有名ですが、そちらは下りホームのみがトンネル駅で上りは地上駅となっていますので「完全な」トンネル駅としては筒石駅の方が本格的です。ところでこの筒石駅ですが、昔からトンネル駅だったわけではないのです。筒石駅は大正元年12月16日に糸魚川〜名立の開業とともに開駅しました。土木技術の発達していない当時、直江津から泊までの大部分は海岸線に沿って線路が敷かれていました。しかし断崖絶壁が続く地域であったため落石や土砂崩れ、そして地滑りが多発し、普通もしばしばおこり大事故も発生しました。そのため複線電化の際にこうした地点は長大トンネルを掘ってルートを変更することとなり、筒石駅も他のいくつかの駅とともに場所を移すこととなったのです。しかしこの筒石駅だけが駅を谷間などに出すことができず、工事に使用した斜坑を利用したトンネル駅とされ、昭和44年9月29日に筒石駅は現在の姿となりました。

 では筒石駅をご覧下さい。クリックすると説明つきの大きな画像になります。一応外から駅に向かい列車に乗る、という形にしていますので、列車に乗ってきた、という感じを楽しみたい方は最後からご覧下さい。
 

その1
その2
その3
その4

その5
その6
その7
その8


その9
その10
その11




きはゆに室長