ナゾの貨車
 水島臨海鉄道の倉敷貨物ターミナル駅の端にこのような貨車が留置されています。救援車代用なのか、倉庫なのか。 しかしこの貨車、JR線上からはとっくの昔に姿を消した「ワフ」のように思われますが、このような形のワフが国鉄に あったのか...?
 国鉄でよく知られる「ワフ29500」は完全に有蓋貨車「ワム」と車掌車「ヨ」を足して2で割ったような感じでしたが、 この貨車は有蓋貨車に車掌室が付け加えられたような姿をしています。
 鶴見事故のあと、国鉄の2軸貨車はすべて2段リンク化されましたが、この車輌は1段リンクのままです。車輪もスポーク 車輪でリベットもあり、かなり古い車輌のようですがわからないことがおおくあります。わかるのは台枠に書かれている「ワフ」 という形式と、うっすらと残る「76」の数字だけです。