昔の写真
 みなさんはどうなのかはわかりませんが、私は自分が写った写真は嫌いです(今では写ることもイヤです)。したがって自分が 写った昔の写真はできるだけ見たくありません。しかしながらこの忌まわしき(?)過去の記録のなかには貴重なものも無きにしも あらず、ということで、貴重っぽい写真を大いなる覚悟(?!)のうえで探しました。結果このようなものが出てきました。
 なお、これらの写真は鉄道にはほぼ無関心の父親撮影の家族写真ですので、車輌がメインとなっていない点はご了承願います。 また、不要なもの (室長自身を含め余分なもの) はかなりトリミングしていますので、その点もご容赦願います。
 私の記憶の中で初めての遠出です。新潟から東京に抜けて...というコースなのですが、どうやら弥彦線経由で 弥彦神社にも行ったようです。その際のひとコマですが、全く記憶にありません...。
 数少ない車番がバッチリわかる写真、そして一応前面補強がされているとわかる、ということでとりあげてみました。(撮影83年)
 ある意味この写真を探すために過去を掘り起こそうという気になりました。白浜への家族旅行の帰り、電気機関車牽引の 客車列車に乗った記憶ははっきりとあり、後年客車列車への大いなる憧れへと発展するきっかけにもなりました。多くの方々の 記述によると紀勢本線の客車列車はEF58牽引とのことで、当方もてっきりそうなのだと思っていたところ、写真はEF60-506。 少しガッカリしていたらば、EF60が活躍していた期間はかなり短かったということで一転して貴重品扱いになりました。 向こうのホームに停車している紀勢色と関西色の混合編成もナカナカのものです。(撮影86年)
 親戚と有馬温泉に行った際のひとコマです。電化間もない福知山線の宝塚駅で、元祖福知山線色も今となっては貴重です。 車番がわかればなおよかったのですが...。注目すべき点はもう一箇所!なんとホームの軒下に気象告知板がぶら下がって います。もはや過去の物となった気象告知板ですが、このころはまだ使われていたようです。なお内容は「空気乾燥」です。 (撮影87年)