骨格標本
 鉄道車輌の解体風景というのはあまり見たくないものですね。かつての蒸気機関車終焉のときの映像などはわびし すぎるものがあります。近年では重機でグシャ!というもっと残酷な最後が多いようです。そんな中で、この車掌車 ( 車番は不明です) はまだ丁寧な解体をされています。どういう目的かわかりませんが、外板だけをきれいに切り取り、 おおかた骨組みだけになっています。さながら骨格標本、と言った感じです。しかし悲しいことかな、車掌車の骨格を 資料として必要とする方はいらっしゃらないと思います...。