根北線 下越川駅の光景
 釧網本線 斜里駅からは1970年まで根北線という路線が分岐していました。開業は1956年、わずか14年という短命の 路線でした。斜里から終点の越川までは12.8kmで、途中駅はこの下越川と以久科、そして仮乗降所が3ヶ所。開業直後から レールバスが導入されるという赤字線...。この下越川駅は板張りのホームと簡素な待合室があるだけの「仮乗降所」の ような駅でした。
 越川行きの列車が発車してゆきます。朝の列車なのでお客の姿は見当たりません。
 夕方の上り列車、斜里行きです。やはりガラガラ...。駅に通じる道は人が歩いた跡があるのですが、この列車に 乗る人はいないようです。
 うらびれた待合室、草ぼうぼうの線路、がらがらのレールバス、この路線の行く末を暗示しているかのような光景です。
 カラーの写真もありました!! こんなところなんです、って......。何か変???
 そうなんです。実はこれ、下越川駅をイメージして作った情景 (ジオラマ) なんです。一応1971年2月号の鉄道 ジャーナルに掲載されている下越川駅の写真をもとに製作しているので、「完全なフィクション」ということではないの ですが、細部では異なっている部分も多いはずです (資料は写真一枚だけですので)。下にあるのは鉄道ファン誌で、大きさの 比較ために置いています。この情景の大きさは、だいたいA4強ぐらいです。こんな小さな情景でもそれなりのストーリーが できます。
 もし本物の写真と思われた方がいらっしゃったらごめんなさい m(_ _)m