| D62の概要 |
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最強の貨物用機関車D52はその粗悪なつくりと戦後の貨物減少により、多くが余剰となり状態の悪いものは廃車されました。また、強い力を出すかわりに軸重が16tと重く、東海道・山陽本線といった極めて軌道規格がよい路線でなくては入線できないという欠点がありました。一方、旅客機関車に改造したC62で従台車(運転台下の台車)を2軸とすることに成功し、これをD52に導入して軸重を軽くする改造が行われました。こうして登場したのがD62です。以降同様の改造がD50やD51にも行われ、ローカル線に大型貨物機関車を姿を見せるようになりました。この改造によりそれまでD52が入線できなかった乙線への入線が可能となりましたが電化より転々とし、結局一ノ関に全てが集められて使用され、この地でその人生(?)を終えました。
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| 性能データ 炭水車を含む(重軸重/軽軸重) | |||
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| 全長 |
全高 |
自重 |
軸配置 |
| 21475mm |
3980mm |
139.5/139.7t |
1-D-2 |
| 使用蒸気圧 |
出力 |
最高速度 |
軸重 |
| 16kg/c㎡ |
1660馬力 |
16.0/14.7t |
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| シリンダ径 |
動輪径 |
改造期間 |
軸距離 |
| 550/530mm |
1400mm |
昭和25年～26年 |
4650mm |