D60 データ 

D60の概要
 老朽化し、第一線を退いたD50の有効活用と地方線区の輸送力増強を兼ねて改造されたのがD60です。地方線区は線路の規格が低く、機関車の軸重によって使用できるかどうかが決まりました。D50は4段階ある等級の2番目である乙線まで使用できましたが、これをもう1ランク低い丙線で使用できるように改造されました。D60の改造がされることにはすでにこの軽軸重化改造された機関車がいくつか登場しており、同様の改造がされることになりました。軸重を軽くするためには車輪を増やせばよいので従輪を2つにする改造がされました。しかし軸重を軽くするとその強い出力から車輪が空転してしまうため、シリンダの直径を20mm小さくし550mmとして出力を幾分か弱めてこれを防止しました。そのほかにもD50からの改良が加えられましたが、私自身あまり詳しくないもので省略させて頂きます。
 D50は前述のように丙線で使用することを目的としていましたが、次第に乙線でも使用されるようになりD50やD51とともに働くという事態となりました。これは丙線の軌道を強化したためD51の入線が可能になったりディーゼル機関車が丙線に入ってきたためです。しかし丙線での使用は長く続き、D50が次々と廃車される中でも残り続け、1970年代に入っても残ることとなりました。

性能データ
全長
全高
自重
軸配置
17275mm
3955mm
130.56t
1-D-2
使用蒸気圧
出力
最高速度
軸重
13kg/cu


13.76t
シリンダ径
動輪径
改造期間
軸距離
550mm
1400mm
昭和26年〜31年
4710mm