C50 データ

C50の概要
 C50は8620の後継機関車として設計されたが、変更点は使用蒸気圧、重量配分、ブレーキや給水装置などで、性能は8620と大差のない車輌でした。8620と違う点として貨物列車にも使用できるようになっていることがあげられます。これは蒸気圧の上昇や 軸重の増加からうかがうこともできるでしょう。製造数は8620と性能がほぼ同じこと、当時昭和恐慌に始まった不景気であったこと、C10など高性能タンク機関車が出現し中型デンター機関車の需要が減ったことなどから8620のような数にはならず、154輌に終わりました。のち樺太庁鉄道が合併され、同庁に在籍していたC50がこの番号のあとに編入され、結果として158まで揃うことになりました。戦時中1〜5が軍に供出され、海南島(台湾という説もあり)へと渡り、前述の155〜158も樺太から出なかったため、この9輌は戦後日本で見ることはできなくなり、その行方も不明となっています。
 もっぱら快速列車などを牽引していましたが、8620の改良型という色合いが濃いため8620と同様にやがて入換用になってゆきました。本線で使用されていた車輌は昭和40年代初めから廃車されてゆきましたが、入換用は軸重が大きいため好評で、車齢が若いこともあって遅くまで残りました。

性能データ 炭水車を含む
全長
全高
自重
軸配置
16680mm
3885mm
87.7t
1-C
使用蒸気圧
出力
最高速度
軸重
14kg/cu
620馬力

14.45t
シリンダ径
動輪径
製造期間
軸距離
470mm
1600mm
昭和4年〜8年
4190mm